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僕らの恋ジジョウ~優しき飼い主様×ニートの野良猫くん~七瀬 翔編【下巻】
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その光景を見ていた澪さんは、うらやましそうにこちらの様子を見ている。
「えっ~、兄貴ひどい!私にもハグさせてよ!」
「だぁめ、翔は俺の物だから。」
「いいじゃん!少しくらい!」
「あの・・・、人をなんだと思ってるんだ!」
僕は、竜彦の手を払う。
「えぇ、だってこの間、俺のものになってくれたじゃん!」
「そんなつもりはない!」
「ねぇ、私、翔君と話したいんだけど。」
「また今度。」
「えぇ、兄貴ばっかずるい。じゃあ、翔君連絡先交換しよ?」
「ちょっと、俺の許可なしに勝手に仲良くならないで。」
「いいじゃない!私も翔君と仲良くなりたい。ね?いいでしょ?」
「はっ、はぁ・・・。」
澪さんと、竜彦の話している感じを見ていると、少しだけ羨ましいなと思った。
僕も、兄貴とこんな風に仲が良かったらなと、二人の仲の良さに、また少し嫉妬した。
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