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片想い①
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本当は元恋人に嫉妬していた…
自分から別れたと言っていたけど忘れられない相手だと知ったから…
自分の恋は叶わないと知っていたし、自分の気持ちを伝えるつもりもなかった
なのにきっと酔った勢いってやつなのかもしれない…
自分は元カレの代わりで…それでも感覚が忘れられないからと言って求めてくる彼を拒むことが出来なかった…
その場の雰囲気に任せて言ってしまった好きって言葉も…それに返ってきたごめんねって言葉も酔った頭の隅でどこか冷静に受け止めている自分がいた
返事なんて今はどうでも良かった
ただの代わりだったとしても求めてもらえることが嬉しかった…
手を繋いで、抱き締め合って、軽く唇を重ねて、髪の毛を撫で合ったりして…
今度は深く激しいキスをして…
こんな友達以上恋人未満な関係でも今だけは彼のことを忘れて
自分だけを見てほしい…
自分だけを求めてほしい…
弱ってる相手に漬け込むなんて最低だって分かるけど…
どうか今だけは彼を独り占めさせて欲しい
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