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休息
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身体を起こすと、そこは違う家の畳だった。
きょろきょろ、周りを見てみる。
布団の上に寝かされて可愛らしいタオルケットをかぶせられていた。
「お。おはよう」
がら、と引き戸が開いていきなりなっちゃんが現れたから俺は目をぱちくりと動かした。
「ここは」
「俺んち」
「迷惑をかけた」
そこは、知らない家のにおいがした。
「もう平気か、突然倒れたけど」
なっちゃんは何か言いたいことがあるように俺を見た。
俺は、ただでさえノートがだめになり、内容を河辺にもそれの読者にも読み上げられていて、何もわからなくなり手一杯で目の前がぐるぐると回っていた。
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