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図書館にて
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(………このαたち、やりにくい……。妙に感がいいし……。)
「カナタさん、俺の免疫値が高いのはもしかしたら今回の発情期が初めてからかも知れません。」
「んー、確かに初期の発情期で免疫に関わる値が高くなることはあるんだけど……まぁ、その範囲なのかなぁ?地上とハイドラでのキマイラのデータは異なるし……。」
カナタを納得させられて顔には出さないがホッとする。
治癒力が戻ってきたからといって熱が下がる訳ではない。
自分の血液がどうなっているのか、ユア自身にもよく分かっていないのだが、どうやらどんな病気でも瞬時にという訳ではないようだ。
それなりに時間はかかるが確実に治りはする。
そんな様な感じかと勝手に想像して納得した。
それにしても、自分で打った抑制剤はあまり効かなかったのにさっき飲まされた抑制剤はよく効いている。
やはり抑制剤も相性の良い悪いがあるんだなとぼんやりと思った。
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