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退院と挨拶
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状態も安定して退院することが出来た
翔己も一緒に退院できた
ともは一日、仕事を休んで俺と翔己を迎えに来てくれた
帰りには誠二さんの家にあいさつをしに行った
龍弥君はまだ学校で帰って来ていなかったけど誠二さんには会うことが出来た
翔己を抱えて会いに行くと誠二さんは笑顔で迎え入れてくれた
「まだ、龍弥は帰って来てないけど待ってる?
なんなら今すぐにここに呼ぼうか?」
「いいですよ、そこまでしなくとも・・・」
(龍弥君の苦労が分かってきた。権力使いすぎって言うか活用してるって言うのか・・・)
「龍弥が一番赤ちゃんに会いたがってたから、今呼び出してもらうから少し待っててくれ」
誠二さんは学校に連絡をして部下を迎えに行かせた
俺とともは広い部屋で龍弥君を待つことになった
俺は痛み止めを飲んでて時間的に切れる時間帯だった
じわりじわりとお腹に痛みが伝わってくる
病院からもらったのがあるからそれを取りに行く
出産の影響で中の方に大きい傷が出来ていて出血することもある
「アキ、大丈夫か?
翔己のこと抱っこしててやるから横になって休みなよ
誠二に布団もってきてもらうから待ってて」
ともが翔己を抱っこして誠二さんに話に行った
すぐに持ってきてくれた
まだ薬の効果が表れず痛みにもがいていた
ともがそっと抱きしめてくれていつの間にか眠ってしまっていた
目が覚めると俺はともに抱きしめられていた
「しょ、翔己は!?」
「大丈夫だよ、龍弥君が一緒に居るから
それより薬、効いたみたいだな」
「あっ、うん
薬のおかげで痛みも引いたし、薬の影響で眠ってたみたい」
「そっか」
龍弥君は翔己を見てニコニコしていた
なんか兄弟みたいだった
それを見てもうひとり子供が居ても良いかもなんて思った
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