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3週間の入院
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一人で歩けないくらいひどい状態になっていた
俺を抱えてともは車を運転して病院へ向かった
病院に行く前にともは翔己を連れて誠二さんの家に行った
帰りは何時になるかわからなかったから誠二さんのとこで少し面倒を見てもらうことになった
先にともが連絡してたみたいで、誠二さんの家に行くと翔己は誠二さんに抱っこされて消えて行った
俺も安心して病院に行ける
病院に着くとすぐに診察室に通された
一般の診察の時間は終わってたから救急外来になった
今日の担当の先生はたまたま産夫人科の先生だった
だから話もスムーズに進んだ
その時に触診もして妊娠だと改めて言われた
そして俺の状態があまりにも良くなかったためそのまま3週間の入院だと言われた
俺は病室に連れて行かれてともは俺の荷物を取りに家に帰った
誠二さんの家にも行って当分の間、翔己を見てもらうよう頼んだ
病室に行くと腕には点滴が繋がれた
薬のおかげで少し体が楽になった
吐き気の少しましになった
とは言ったものの吐き気は治まった訳ではない
俺が病室に行ってから1時間くらいが経った時に荷物を持ってともが来てくれた
本来は明日病院に来る予定だったからともは休みを取ってくれていたからか、今日は一緒に居てくれるみたい
持って来た荷物を棚に入れて行く
いつの間にか夜中になっていて俺は眠ってしまった
翌日、看護師の声で目が覚めた
その途端に吐き気が襲ってきた
「う゛ぇ・・・・・・くっ・・・・・う゛っ・・・・」
看護師があわててナースコールを押す
するとすぐに数名の看護師が集まった
「大丈夫ですよ」
そう言って背中をゆっくりさすられた
「旦那さん、すぐに来られますからね」
数人の看護師が声を掛けてくれた
昨日の先生が来た
近くの看護師から話を伺いながら処置の準備をする
「胃カメラ入れますね
辛いけど我慢してくださいね
胃の中を見て、今後の処置を決めますので」
数人の看護師が俺をガッチリと強く抑えた
そしてゆっくりと胃カメラを入れられた
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