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双子とお兄ちゃん
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俺は二人をケースの中で手を繋ぎ合ってるのを眺めた
2人は男の子みたいで可愛い顔立ちをしていた
目元はともに似ていてとても可愛い
さっきまでの痛みは双子を見てどこかに飛んで行ってしまった
「とも、名前つけなきゃ!!」
「一人ずつ名前を決めよう
良い名前を付けよう」
俺たちは名前を考えた
二人にそれぞれ燐(りん)と恋(れん)と名付けた
俺は当分の間入院になるが退院の時は燐と恋も一緒らしい
ともは翔己を連れてくると言って家に戻った
ともが翔己を連れてくると翔己は赤ちゃんの所に駆けて行った
赤ちゃんをじっと見つめている
その瞳には自分がお兄ちゃんになったことを自覚したかのような強い瞳だった
「翔己は、今日からお兄ちゃんだからこの子たちの面倒も見てあげてね
名前は燐と恋だよ」
「うん、お兄ちゃんになったから一緒に遊んであげる!!!」
その日から毎日翔己は保育園が終わると誠二さんたちに病院まで連れてきてもらって俺と燐と恋に会いに来た
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