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翔己の笑顔
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俺の横でちょこんと座ったまま黙っていた
多分、何を話して良いのかわからないんだと思う・・・
「翔己、ママの体が良くなったら一緒にお買い物 行かない?」
「うんっ!!!
行く!!!!」
満面の笑みで俺を見つめてきた
久しぶりに翔己の笑顔を見た気がする
「どこに行きたい?
翔己の行きたいところに行こう!!」
「アイス 食べたい
おもちゃ 欲しい・・・」
俺が入院してる時は、翔己はともと一緒だったから欲しいものも欲しいと言う事が出来なかったんだと思う
「何が欲しいの?」
翔己の顔を覗き込んだ
翔己の手には一冊の本がギュッと抱えられていた
そこには仮面ライダーの本が抱えられていた
そこで察した、仮面ライダーの何かが欲しいんだと・・・
多分、変身ベルトかライダーが持つ武器とかだと思った
「・・・これが欲しいの・・・」
翔己が本を開いて指差したのは変身ベルトだった
これは一度、ともに相談しなければ!!!
「パパにも聞いてみるから待っててね」
俺は翔己の元を離れてとものとこに行った
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