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初めに
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初めての学校にワクワクしながらも、新入生代表挨拶をすることに不安を感じながら家を出る。まだ、慣れない一人暮らしに、初めての通学路。遅れないように早めに出たが、思ったよりも近かったらしい。何人目かに付いた、控え室に、ドキドキしながら入っていく___
「新入生代表挨拶___黒川天翔」
誰だ誰だとざわつき出す会場を気にしないように、深呼吸して落ち着かせた。
「はい__」
少し大きめに返事をした声は、思ったよりも会場に響いた。全身に集まった視線が痛いほど突き刺さる。
その瞬間、目が合ってしまった_______
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