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Vivre dans la révolution~革命に生きて
Histoire principale,3(R18)
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「Bonjour,monsieur Saint=Just」
ルイは冷ややかな目でディディエを見つめる。その目は獰猛な肉食獣のごとき。
ディディエがルイの部屋に入った途端・・・
そのとき・・・何をされたのか、はっきりと憶えていなかった・・・。
腕を引っ張られ、ベッドに押し倒された。
ルイは獲物を捕らえたかのように、容赦なくじりじりと襲い掛かった。
憶えているのは、身体中への容赦ない愛撫、呼吸を奪うかのような口づけ。
唇を重ねたまま、ルイはディディエの着衣を器用に剥ぎ取った。
身体中を舐めまわされる感覚に晒される。
「Que(何)?」
気が付いた時には、時はすでに遅しだった。
主導権(ポゼッション)は瞬く間にルイに渡る。
彼はディディエの身体にじっくりと時間をかけて愛撫を施した。
首筋から全身に唇を滑らせ、華奢な手でディディエの身体を伝っていった。
ディディエは静かに目を閉じて・・・
華奢で薄い胸の先端部分を甘噛みした。
「・・・ああぁ・・・」
腹部に唇を滑らせながら、欲望に口に銜えていった。
あまりの快感にどうしていいのか解らない・・・
ルイも着ているのをすべて床に落とした。
ディディエはルイの後ろ姿に惹かれていく。
長身に見合った蛇さながらの手足、引き締まった腰。腰骨の位置もとても高く、小さな尻を持っている。
肌は驚くほど白い。
ルイは再び、ディディエに覆いかぶさった。端麗な顔が近づいてくる。
・・・こんなこと・・・本当はいけないのに・・・
・・・身体が本当におかしくなりそうだ・・・
ルイは全身を使い、ディディエに本当のルソン(レッスン)を施していった。
歴史、哲学、ラテン語、古典フランス語・・・
長い手でディディエの背中に手を回しながら・・・口移しで自分の知識を教えていったのだ。
言葉が終わるごとに、ルイの指先でディディエの唇をなぞりながら、キスを促していた。理解しているかどうかの確認を取るためであろう。
ルイはあのとき、煽った分は付き合ってもらう、と言わんばかりの態度だった。
あのとき・・・
********
『サン=ジュスト先生・・・目を閉じていてください・・・』
教育実習生として最後の実習を終える日のときのこと。
ディディエはルイと二人きりで話をしたい、と告げていた。
『どうした、ディディエ?』
ディディエはルイに駆け寄り、キスを仕掛ける。
ルイは拒むことはなかった。主導権を握るかのように、ディディエを抱き寄せ、身体を弄りながら唇をむさぼっていた・・・
ディディエの着衣は乱れていった・・・
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