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Vivre dans la révolution~革命に生きて
締め付けられる思い
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「しまった・・・忘れ物だ・・・」
ピエールは体調が悪く、ルイに帰るべきだと言われていた。
何やら、忘れ物をしていたようだ。
「・・・ルイは厳重に施錠していた。そうだ、ルイが持っているはずだから、捕まえれば何とかなる」
ここに、ルイがいるはずだ。早速、ピエールはドアをノックした。
「ルイ、入るよ?」
返事がない。
辺りを見渡せば、ピエールの書類だ。
大事を取って、頁をめくって確認する。
「これだ、なくしたら大変だからな・・・本当に助かった・・・」
ピエールは書類を鞄に真っ先に直した。
そういや、ルイもお疲れのようだ・・・?
ここにいない。なら、寝ているのかな?
「あれ・・・?寝室のドアが開いているけど・・・?」
二人の衣類が散乱している・・・
「これ、ディディエの衣類じゃないのか・・・?え・・・ルイの衣類もだ・・・どういうこと・・・?」
そして、ピエールはベッドを見たとき・・・
「ルイ!?う・・・嘘だろう・・・!?」
一糸まとわぬ姿で抱き合って眠っている。
ディディエはルイの胸に預けて安らかな寝顔。
ピエールが呆然と立ち竦んでいるところ、フレデリックがやって来た。
「フレデリック、入るな!」
ピエールはその場を阻止しようとするも、フレデリックは冷ややかな面持ちだ。
逆にピエールを突き飛ばした。
フレデリックは強引にその場所に入っていく。
二人の姿を冷ややかに見つめ、その場を去って行った。
「・・・フレデリック・・・」
ピエールは恐怖心に震えていた。
*****
作者yunaより。
体調を崩していたピエール。しかし、忘れ物を取りに行こうと、ルイのところに行きますが・・・
遂に、ルイとディディエの関係を知ってしまいます。追い打ちをかけるかのように・・・
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