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Vivre dans la révolution~革命に生きて
開き直って~ルイの願い(R18)
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二人は暫く、愛撫を交換していた・・・。
ベッドまですでに待ちきれない・・・。
二人は床に雪崩れ込み・・・。
かなり、呼吸を乱れているディディエ。
唇が重なり、かなり、深くなっていく・・・。
ルイは色が白いだけではない。手足も長く、ディディエを包み込むほどでもあった。
「・・・挿れてみるか・・・?ディディエみずから・・・」
ディディエは意を決し、ルイ自身を挿れた。自分の指で蕾をひらきながら・・・
幾度か身体は重ねている。それでも、ディディエのとルイ自身の大きさが違う。
「・・・っ痛・・・」
挿れたときは流石に異物感を感じるような痛みが走る。
ルイはディディエの腰に手を回し、上下に動かすよう、促していた。
もっとも、下から突き上げていた格好だ。ぐちゅぐちゅと淫靡な音を立てながら。
首筋に唇を滑らせ・・・
「・・・残っていた・・・空白の時間・・・・埋めて欲しい・・・」
ディディエはルイに途絶え途絶えと訴えていた・・・
信じられないほど深い奥までルイを受け入れようとしていた。
ディディエたちはベッドに雪崩れ込んだ。
ルイはディディエに獣のような体勢を取らせる。
ルイの手がディディエの身体を弄り、ディディエ自身を手のひらで包みこんでいた。
ディディエに自分自身を宛がい、腹部を背中に密着させる。
ルイの下半身がディディエの奥に穿ち・・・
「・・・誰にも・・・とられたくない・・・ルイの肌に触れる、匂いを感じるのは僕だけなんだ・・・」
この先、永遠の別れが訪れる・・・
王党派露見の翌朝、政敵であるフレデリックたちに二人の関係を露見、スキャンダルにまで発覚した。
二人はもはや、開き直っていたのだ。
その後、二人は激しく求めあう。
どんなにきつく抱き合っても、抱き足りないほど、さらに、強く抱き続ける・・・
肌の匂いや温もりを感じ取っていた。
「・・・約束してほしい・・・フランスを愛するのなら・・・生きていてほしい・・・」
肌をぴったりと合わせ、温かいベッドの上で、ルイはフランスの歴史をディディエに説いていた。
フランク王国、歴代国王の話、壊滅状態のフランスに女救世主ジャンヌ・ダルクが命を駆けて大快進撃を遂げようとしていたこと、サン・バルテルミーの大虐殺の指揮を執ったマリー・ド・メディス、ナントの勅令を出したアンリ四世・・・真実の物語を・・・。
ディディエの長い睫毛には、大粒の涙が絡んでいた。
すぐ、シーツに零れ落ちていった・・・。
白く華奢な指先でディディエの涙を拭うルイ。
そのあと、指先で蕾にアプローチする。高熱があるのではないのか、という熱さを感じさせていた。蕾に触れると、ちゅくり、と濡れた音がする。
「あああぁ・・・ん・・・」
ルイはディディエにキスを促している。二人は唇を重ねていた。
暫く、唇は離れることはなかった・・・
気が付けば、ディディエはルイの腕の中で眠っていた。
朝まで目が覚めることなく、熟睡できたようだった。
ルイの匂いや肌の体温を感じながら・・・
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