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Vivre dans la révolution~革命に生きて
開き直って~ルイの願い,2(R18)
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「・・・こんな穏やかな明け方・・・久しぶりに見た・・・」
ディディエは大きなシャツを羽織り、外を眺めていた。
新緑が美しいパリの街並み。
華奢ながら、脚はとても長い。
「・・・本当に静かだ・・・」
背後からはルイの声がする。
一瞬、ルイの目の前に天使が舞い降りた錯覚に陥った。まさに、「大天使」は自分のことではない。ディディエ自身だと感じていたほど。
「・・・で、なんで今更・・・?・・・おい、俺のシャツだろう・・・!?」
ルイはディディエの着ていたシャツを剥ぎ取った。それは滑らかな肩のラインに沿ったかのように、滑り落ちていく。
「なら、昨夜の続きをしよう?俺のルソン、まだ残っているぞ」
ベッドに連れ戻されたディディエはルイからの愛撫を受ける。
鎖骨から、胸の突起部分、鳩尾・・・そして・・・下腹部へと唇を滑らせていく。
伝えたいルイのありったけの気持ちをぶつけるかのように。
「ディディエ、向こうを向け。ここを舐めてやる」
ルイは仰向けになる、という。ここ、とは・・・
ディディエは羞恥心に晒される。
ルイはディディエのお尻を軽く叩いて、促していた。
目の前には、ルイ自身がある。ルイをキスして、口腔で満たしていく。
仔猫がミルクを舐めるような拙い愛撫。
その間、ルイはディディエの蕾を舌先で愛撫に余念がない。
舌先に翻弄されたため、ルイの愛撫に身を任せるしかなかった・・・舌先だけでなく、指の数を増やして、秘孔を弄る。
愛撫を続けようとしても、その間にルイが体勢を変えてきた。
その直後、ディディエの最奥まで巨大な鉄の塊が容赦なく貫く・・・
「はぁ・・・っ・・・」
その場所を深く抉られ、お互いを受け入れ易くなっている。
「ディディエ、あまり締め付けるな。これでは、愉しめない」
ルイはディディエを翻弄するのに余念はない。
「・・・や・・・ダメ・・・ルイ・・・」
容赦なく突き上げるルイの肉体。抱きしめてくる温かな腕。
「・・・ディディエ・・・どんなことがあっても・・・生きていて欲しいんだ・・・俺たちは負けたら『死』が隣り合わせなんだ。ロベスピエールさんが抱いている夢・・・おまえが担っていって欲しいんだ・・・」
「・・・ルイ・・・」
幾度かの絶頂で、ディディエはとうとう意識を失った。
お互いに身体を弄りあっていたため、身体は悲鳴を上げている。
それでも、幸せいっぱいだった。こんなに幸せいっぱいの気分ははじめてだろう。
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