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Vivre dans la révolution~革命に生きて
Chanson folklorique italienne~イタリア民謡(R18)
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「ルイ」
温かなベッドの上で。
「ウイ?」
ディディエとルイはシーツの中にいる。
シーツを少しずらした。ルイの鼠径部ぎりぎりのところ。
ルイの上に身体を乗せながら、手を這わせていた。
「フィリップさんと小旅行に行ったときに歌ったイタリア民謡・・・歌ってほしいんだ・・・」
ディディエはルイを見つめ、唇を舌先でなぞりながら言う。
手はルイ自身に触れている。
誘うような面持ちだ。
「ね・・・ルイ・・・?」
ルイはディディエの瞼に唇を滑らせる。
『忘れな草~Non Ti Scordar Di Me』
Partirono le rondini
dal mio paese freddo e senza sole
cercando primavere di viole,
nidi d'amore e di felicita.
ツバメ達が去っていく
寒く日のささないこの地から
愛と幸せの巣と春の花々を探して
La mia piccola rondine parti
senza lasciarmi un bacio
senza un addio parti
私の可愛いツバメは去っていった
別れのキスもなく
さよならの挨拶もなしに
Non ti scordar di me
la vita mia legata e' a te
Io t'amo sempre piu
nel sogno mio rimani tu
私を忘れないで
君こそが我が人生
いつまでも愛し続けるよ
夢の中に君はいるから
Non ti scordar di me
la vita mia legata e' a te
C'e sempre un nido
nel mio cor per te
Non ti scordar di me...
私を忘れないで
君こそが我が人生
愛の巣は心の中に
私を忘れないで
(原文ママ)
******
ルイはディディエと唇を重ねたままだ。
「Bravo,Louis!! Merci,beau cup」
ディディエはうっとりする。けだるい表情だ。
「De rien...」
ルイは言う。
雪白のような綺麗な指先でディディエの顔の輪郭を引き寄せる。
「歌ったからには、それなりの支払いをしてもらう。俺は高くつくぞ」
ルイの愛撫は再開した。
かなり長い愛撫だ。
首筋から、胸の突起部分・・・
ルイはディディエをキスしながら、口腔に入れる。
それを強弱をつけながら、甘噛みをしていた。
シーツは乱れ、床に落ちていった。
二人の肢体があらわとなる。
「・・・はぁ・・・」
ルイは開かせた脚を胸に付くほど折り曲げ、脚の付け根の最奥の蕾をとがらせた舌でたたく。
蕾はとても高温で湿っている。そして、唾液で湿らせた指を差し入れる。
指一本ですら、締め付けてきた。
それでも、ルイは妥協をしないで指を増やしてみる。
「もっと・・・ルイを・・・感じさせて・・・・」
ルイは自分自身からにじみ出るものと、ディディエの蕾から滴りだしたものの滑りを借りて、ディディエに宛がった・・・
「・・・はぁ・・・ああ・・・」
ルイはディディエの身体を裏返し、膝を立てた格好をとらせた。
華奢な身体を弄りながら、ルイ自身をディディエの中に貫いた。
ディディエは振り返りながら、ルイの唇を奪う。
*****
作者yunaより。
ライン前線の小旅行。ルイ、ル=バ夫妻、そしてかつての婚約者アンリエットに歌ったイタリア民謡の内容は判りかねます。
なので、あくまでもフィクションです。悪しからず・・・・
しかし、永遠の別れの足音を感じていたのです・・・
次回、ディディエはさらなる危険が迫ります・・・
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