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そして約束の日当日
12時待ち合わせで今は朝の9時!よし家を出よう!!
服や変装グッズは昨日のうちにマネに頼んで用意してもらった!!
ここからが勝負だ!
よくわからないけど、昔から道に迷いやすい。
みんなからは方向音痴だなんだと言われるけど大げさだよねー
ちょっと迷いやすいだけで…
電車で最寄駅まで来たけど、初めて降りる駅だから、よくわからないな。
なんだここ。
あれ?
あっち?こっち?そっち?どっち?
あ、もう11時半だ。急がなきゃ!
ん?なんかお城みたいなの見つけた!
テーマパークかなぁ?
でもこの地図の位置的にここだよね?
この広いスペースってお城があったんだ
なるほど!
にしてもでかいなぁ〜
どうすればいいんだろう
門のところに守衛さんみたいな人が立ってるから聞いてみよ
春「あの…」
守「はい?」
春「この地図の場所ってここであってますか?」
守「あってますよ」
春「友達と待ち合わせしてて、12時にここに来てくれって言われたんですけど」
守「もしかしてミハル様ですか?」
春「へっ!?あっ、はいそうです」
守「今門を開けますね」
ウィーーーン
すっすげぇ!!
自動で開いたよ!すごいよ!
守「ではご案内いたしますね」
春「はっはい!」
入口から3分ほど歩いたところに玄関があった
ほえーーー
玄関の扉ってこんなに豪華なもんだっけ?
とりあえずノックすればいいのかな?
コンコン
ガチャッ
ノックしてすぐに重い音を立てながら扉が開いた。
玄関から真っ直ぐに伸びるレッドカーペット、サイドに並ぶ使用人達。そして俺の身長よりも遥かにでかいシャンデリア。
なんじゃこりゃ。
いや、俺が馬鹿なんじゃない。
こんなの誰が見てもなんじゃこりゃだよ!
すると目の前にメイドさんが1人現れた
メ「お待ちしておりましたミハル様。お部屋へご案内致します。」
春「はいっ…」
うわぁ〜なんかすごい緊張〜
コンサートの時よりも緊張するぅ
メ「ミハル様、こちらのお部屋でお待ち下さい。」
春「はい!」
まさか、天さんここに住んでるのかな?
めちゃくちゃお金持ちなの?
って事は、超お嬢様!?
うわぁ〜〜変な妄想がぁ〜〜
コンコンッ
うわっ、もしかして天さん?
心の準備がぁぁ!!
ガチャッ
「待ってましたよ、ミハルさん。」
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