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名前を呼んだ瞬間だった。純佑さんのフェロモンが増幅したのは。
「えっ……」
感覚がおかしい。発情してないはずなのにしたかのように体が熱くなって、敏感になってしまっている。
な、何で……
「あずさ……」
「……んンッ……」
呼ばれた瞬間、口を塞がれ深いキスを迫られ、口の中を侵される。
力が抜ける。キスされてるだけなのに、中が勝手に疼きだす。
「ま、まって……おれ、なんかおかしい……」
「おかしい?」
「からだが……へん……あっ……」
「何も変じゃない。可愛い」
か、可愛い……いつも純佑さんはそう言うけど、全然可愛くないよ……絶対変な顔してるし……
でも。
純佑さんの言葉が俺の心を熱くさせてるのは違いない。
口からだんだんと下へ口づけされていく俺の体。触れるだけかと思えば、きつく吸われて跡を残したり。
俺の体を、心をどんどん支配していく。
束縛とかあまり好きじゃないはずなんだけど、優しく包まれるように縛られるのは悪くないとか思ってしまう。
何度もいろんな人と体を重ねた俺の体。その汚れた体を癒すように優しく触れ、犯す。
だからなのだろうか。今までにない優しさで心地いいから何度も求めてしまう。
『もっと、ほしい』って。
「…あっ……だめっ……そこ、だめ……」
全身を触れ終えた純佑さんは俺と繋がる準備のために、ローションで濡れた後孔に触れ、ゆっくりと指を中に進めていく。
指でゆっくりと慣らされるのはいまだに抵抗を感じるけど、純佑さんと繋がれると思ったら必要なことで。
俺の声や顔色を伺いながら、何度も俺の中で指を動かす。
「……あっ……」
ずっと声を我慢していた俺がある一点に純佑さんの指が触れた瞬間、声が漏れた。
「…見つけた、あずさのイイところ……」
純佑の声はとても低く、顔を見るとニヤッと意地悪そうに笑った。
「指、増やすぞ」
感じている間に1本だけ入っていたはずなのに、いつの間にか2本、3本と指を増やされて。
だけど数が増えても俺のイイ場所には、一回触っただけで後は全部かするだけ。
気持ちいいのにそれは一瞬だけ。もっと触ってほしいのに意地悪する純佑さん。
「ち、ちがう……そこじゃ、あっ……なくて、こっち……んンッ……」
我慢できなくなった俺は中に入ってる方の純佑さんの腕を取り、自分でイイ所へ動かす。
「俺の指を使って自分だけ気持ちよくなろうとするな。俺も気持ちよくさせろ」
「……ンッ……じゃあ、ガマンしないで……俺の中にきて……」
気持ちよくなるのは嫌いじゃない。
でもやっぱり、一人でするのと繋がって一緒に気持ちよくなるのと、気持ち的には違う気がするから。
「あずさ……」
「ンッ……」
キスをされ気持ちよくなって力が抜けた瞬間、純佑さんのものが俺の中に入ってきて。
そして。
「---っ!!」
キスしながらイってしまった。
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