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「いや…付き合っているというか…なんというか…」
初対面だから恥ずかしいし…まず男子校だからまああり得る話かもだけどさ、ホモって一般人からすればどうなんだろ。
俺達付き合ってます!とか亮とか優とかちょっと恥じらいが無いバカな人じゃないと言えないでしょ。
吃っている俺に尚はまだ目を輝かせて見つめてくる。…速く答えないと…でもっ。
こんな時無意識に優の助けを求めてしまう。そして、優は何も言わなくても理解し、助けてくれる。
「うん、俺達は付き合ってるよ。でも…尚と隼人もそうだよね?」
えっ?!そうなの?!
なんでコイツ知ってるの?えっ?えっ?
いや、焦りすぎてさ語彙力が格段に下がりすぎた。
なんか、執事と主とかさ…あるあるかよ!
ちょっと今日…俺キャラ定まってないな…
「はい、そうです。という事はこの班…なかなか面白くなりそうですね。先程の野外活動のお話聞いておりましたので。ぜひ亮と優さん、この宿泊行事で決行いたしましょう。」
うわ…真面目そうだなとか思ったけど撤回だ。
ここの彼氏勢は変人しかいないの?
しかもさっきの話って…
…ユニパで何する気なんだよ…。
「慧ちゃん…尚ちゃん。絶対私達3人で行動しましょうね?」
「うんうん!自分達の身に危険が迫ってる気がするよぉ…」
「うん…。」
先が思いやられる…
けど、桃と尚とは仲良くやれそうだ。
良かった…良い友達が出来て。
前途に亮と隼人がいないのは、何を企んでるかわからないから笑…
あぁ、後1週間で何が起こるかわからない獅子上学園宿泊行事が始まる…
楽しみだけど…ね。
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次回予告 番外編彼氏座談会①
次次回予告 番外編彼女(♂)座談会②
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