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日常
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そんなことを考えながらも権力を使って犯すということは間違っていると思えた。
もし麗音と交わることができるのであれば、
それは心も俺に向いた時がいい、そう思えた。
月日が流れるのははやく、気がつけば大学を選ばなければいけない時期だった。
大きな会社の社長の家など必ず問題がありそうだが、家にめったにいないというだけで我が家には特に問題はなく、友好的な方だと思う。
そんな中、父さんと話をしている時に、
「分かっているだろうが、お前はいずれここを継ぐ人間だ。経営学部に進み勉強に励みなさい。」
と言われた。
特に反対意見もなかったが、これは麗音をそばに置くことができるチャンスなのでは?と考えた。
「分かっています。必ず大学に合格し経営学部に進むつもりです。それと父さんに1つお願いがありたす。」
「願い?」
父さんの眉がぴくりと動き、一瞬驚いた顔をする。
それもそのはず、願いだなんて父さんに言ったことはないし、叶えてもらったこともない。
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