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友情 Ⅵ
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会計に書記、副会長がトリプルコンボで俺に罵倒を浴びせる。
ていうかおい書記お前普通に喋れてるじゃねぇか!どういうことだよもっとドモれよ!設定は大事にしろや!
「どこに行くか知らないですけど、宗太は俺と行くところがあるんで。」
とりあえず1番腹が立った書記を睨みつけていたら、俺に跨っていた広海が突然立ち上がり、俺の首根っこを引っ張った。
「ま、前川ッ!」
後ろから花ノ下の声がしたと思ったら、花ノ下は俺の手を掴んだ。しかし広海はそんな事お構いなしに俺の首根っこを掴みずんずんと進んでいく。
双方からすごい力で引かれ首が締まり息ができない。
「ひ、ひぬ、ッ!」
「おい!離せよ!前川が苦しんでるだろッ!」
「···花ノ下さんが離せばよくないですか?」
「あ、そっか!···って、お、おい!!待てよッ!!」
「じゃ、さようなら」
「前川ーッ!!」
───うん、転入生。お前やっぱバカだよ。
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