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・・・やってしまった。
自分で墓穴を。それも特大級のピラミッド的墓を作ってしまったと自覚した。ほんの悪戯心で照れ隠しのために、こちょこちょとくすぐったんだ。小夜の笑顔が可愛くて、俺の手を逃れようと暴れる姿がS心を刺激して。
そしたら。
真っ赤になって身をよじる姿や、乱れる呼吸、涙で濡れた瞳が小夜の痴態を連想させて。
・・・興奮した。
気がついたらベッドの上で、小夜が動けないように両方の手を抑えていた。
呼吸を整えようと必死に酸素を吸う唇が。
苦しくて今は閉じた目が。
涙で濡れる頬が。
全てが俺を虜にする。
もっと乱れる姿がみたい。そう渇望するほどに。
「小夜・・・。」
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