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風見さんの張り詰めたソレが目の前にくる。欲しくて、でも怖くて、ごくりと唾を飲み込んだ。
おれのとは違う、ソレ。
ヨシヨシと頭を撫でられ、顔を上げた。
「待てたね、良い子。ベッドに行こうね?」
こくんと頷くと、風見さんが脇の下に手を入れて、おれを浴槽から引っ張りあげた。力が入らず、よろけたおれを抱きとめた風見さんのソコとおれのソコが熱く触れ合った。
「あぁんっ」
痛いくらいに張り詰めて、ちょっとの刺激に涙が出そうなくらい感じてしまう。
ぬらぬらと欲望に濡れた目で風見さんから見下ろされて、それだけでもゾクゾクした。
「悪い子だね、煽るなんて。」
もう、言葉だけでイッてしまいそうだった。
おれを抱き上げ、風見さんが風呂場を出る。床に降ろされたおれの体はバスタオルでザッと拭かれ、また抱き上げられた。肩に掴まり、ぶらんと足が宙に浮く。
ソコが風見さんの体で擦(こす)れた。無意識に足で風見さんの体に足を絡め、巻き取った。
風見さんが歩くたびに揺れる、甘い刺激に声が抑えらえない。
「んっんっんっんっんっ」
風呂場からベッドまでの短い距離でもおかしくなりそうだった。
「手と足を離してごらん?」
しがみついていた手足を離すと、風見さんが離れていく。
「・・・やっ!」
寂しくなって手を伸ばすと、その手を掴まれ指を口に含まれた。
煌々と照明が照らす室内で、おれも風見さんも裸で。ものすごく悪い事をしている気がして、背徳感が堪らなかった。
ぬらりと舐められる指が熱い。恥ずかしくて体を縮めようとすると、ダメ、と優しく制された。
「小夜の綺麗な体を見せて。」
ぶるぶると震えながら、風見さんを見上げる。風見さんから凄絶な色気が溢れていた。
「あぁんっ」
色気に当てられ、ズクリとソコがまた熱を持つ。
「・・・期待してるの?」
「はぁっ、はぁっはぁっ」
触られてもいないのに、風見さんの目で、声で、追いつめられる。
「たくさん期待して、いいんだよ。」
ぺろりと風見さんは自分の唇を舐めた。
あぁ、その舌が欲しい・・・
「きす、して。」
「・・・おりこう。」
褒められながら、風見さんの顔が近付く。食べられそうな激しい口付けに、体が跳ねた。
「んんっ・・・はぁん・・んっ」
足が勝手に動いてシーツに皺を作る。気持ち良くて気持ち良くて、何も考えられなかった。
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