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風見さん、大丈夫かな?
今朝起こしたときは普通だった。
「急に来てごめんね。どうしても小夜に逢いたくなって、衝動的。」
そう言って抱きしめてきた寝起きの体は暖かくて、風見さんがここに居ることが実感できて嬉しかった。
「おれ、いつでも逢いたいから。だから来てくれてありがと。」
寝起きのキスをして、顔を洗ってもらう。
その間に朝ごはんをテーブルに用意すると感動してくれた。完食したあと、急いでマンションに帰っていく背中に「いってらっしゃい」と声をかけると、嬉しそうに振り返ってくれた。
「いってきます。」
日常の会話は、とても幸せなぽかぽかした気持ちにさせてくれる。風見さんにとっても、そうならいいな。
さて。
食器を洗い、自分も出かける準備をする。
今日も太陽は輝いている。
今日も一日頑張ろう。
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