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148 後日談
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「で。本当に毎日レッスンしてもいいの?」
ニヤニヤと笑う自分の顔が、ドS顔になっている自覚あり。
小夜の顎を捉えると、目を覗き込んで聞いてみた。
「あ、え?!あ。いや、その・・・。」
また初心な状態に戻った小夜は、俺の嗜虐心(しぎゃくしん)を上手に煽ってくれる。
「ん?」と、追い詰めていく。
視線をウロウロと彷徨わせながら、何かを必死に考えているのか唇が尖り出した。
ふふ、可愛い。
その尖った口にキスすると、小夜の力が抜けた。
「・・・よ、よろしくお願いします、先生。」
コノ子ハ、イッタイ何者ナワケ?
揶揄うつもりが、しっかりと肯定されて思わず天を仰いだ。
・・・俺、体もつかなぁ。
三十代の体と二十代のしなやかな回復力の差に、ちょっと不安を感じた俺だった。
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