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風見さんから、力いっぱい抱きしめられる。痛くて痛くて苦しかったけど、我慢した。
「・・・なんで、女の子と一緒にいたの?」
掠れた声で、質問された。その声が泣きそうな声で、胸が痛んだ。
おれのせいで、傷つけたんだ・・・。
「駅で呼び止められて。ここじゃ話せないって言われて、ついて行ったんだ。」
「・・・知ってる子?」
「ううん、はじめて会った。」
更に抱きしめられた腕に力が入って、苦しい。息が上がってくる。
「なにを話してた?」
「な、まえ聞かれて、答えた。」
「・・・それだけ?」
「うん。」
腕が緩んだ。と、同時に首に風見さんの息がかかった。
首を噛まれた。チリッと痛みが走る。
「・・・もう、二度とついていかないって約束して。」
「うん、ごめんなさい。ついていかない。」
「こんな思い、したくないんだ。キツイ。」
「ごめんなさい!」
風見さんを抱きしめた。
「おれ、風見さんが好きだから!風見さんしかいらないんだ。」
安心して欲しくて、必死だった。背伸びをして、風見さんにキスする。
風見さんの唇を舐めて、口を開いてもらった。舌を差し入れた。
「好き。風見さんが好き。」
「・・・じゃあ、証拠が欲しい。」
風見さんがじっとおれを見た。
「証拠?」
「・・・今日は小夜が動いて。セックスしよう。」
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