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200 お遣い
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「小夜ちゃん、午後からお遣いに行ってくれない?」
言われて預かったのは、封筒がひとつ。
「ライムコーポレーションの総務部の石田さんって人に渡してきて欲しいの。これ、受領のサインのぶんね。」
ライムコーポレーションって、風見さんの会社だ。
会えないとは思うけど、大好きな人が勤務する会社の中に入れるというだけで、テンションが上がってくる。
「分かりました!」
おれは13時になるのを今か今かと待っていた。
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