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風見さんが入り口のパネルを操作すると、駐車場の入り口がゆっくりと閉まっていった。
・・・促(うなが)されて中に入った。
青色のタイルカーペットが敷いてある床から、ゆっくりと視線をあげていく。
左手に浴室なのか扉があって、奥へ続いている。
風見さんに手を引かれて奥へと行くと、クイーンサイズのベッドが置いてあった。ベッドの向かいには大きなテレビが置いてあって、寝転がってゆっくり見れそうな感じだ。
・・・どれだけいかがわしい感じかと思っていたら、案外普通なのかも。
「・・・や、さーや、小夜?」
「あ、ごめん、なに?」
「ブフッ。やっぱり聞いてなかった。今日はお疲れ様って言ったんだよ。」
「ううん、暁さんもお疲れ様でした。」
頭を撫でられて、嬉しくて抱きついた。
「座ろうか。」
言われてベッドの横に座ろうとすると、壁にコインロッカーが幾つもついているのに気がついた。
一瞬硬直してから、不思議そうに首を傾げだした小夜の様子に、風見はイタズラ心が沸き起こった。
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