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ぐちゃぐちゃのどろどろになった衣装を脱ぎ、一緒に風呂に入りながら俺は気になっていたことを確認した。
「えー・・・小夜くん。」
「はい、風見サン。」
小首を傾げながら答える、俺の子猫ちゃん。
「疑問に思うことが2つあるんだが、ヨイカナ?」
「はい、博士。」
うん、その返事、よろしい。
「その子猫ちゃんスタイルは、どうやって仕入れたのかな?」
「それはですね、博士。真由ちゃんが秋葉原のとあるお店に連れて行ってくださいまして。」
真由ちゃん・・・?あぁ、あの女子高生か。
「猫とおれが好きな風見博士であれば、このスタイルが一番の誕生日プレゼントになると激推なさいまして。」
「ほぉ。」
「結果、購入し、現在に至っております。」
「なるほど。」
真由ちゃん、でかした!褒美に札幌土産を買って帰ろう。
「では2つ目の疑問だ。時に小夜くん。」
「はい、博士。」
きょとんとした顔で返事をする小夜に、重ねて尋ねた。
「嘘偽りなく答えてくれるかね?」
「はい、博士。」
「では、何故に素肌にストッキングスタイルだったのかね?」
小夜の顔が、真っ赤に染まった。
「うぐっ・・・。博士、それはパンツを履いたままストッキングを履こうと挑戦したのですが、どうしてもパンツがヨレたりしてベルトを回すことが出来ず・・・恥ずかしながらあのような姿でのお目見えとなりました。」
なるほど。
「うむ。対処できなかったということだな。」
「残念ながら。」
「良い。その方が都合が良いのだ。これからも精進するように。」
「はい、博士。」
「うむ、よろしい。」
・・・ということで、疑問が解消された。
今夜は良く眠れそうだった。
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