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うらさか〜お前の隣が、良いんだよ〜 4
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坂田side
「俺の、隣に、来て」
え、うらたさん、可愛い…と思ったが、すぐに振り払った。
え?そんなことで、良い、の…?
僕がうらたさんに疑問の視線を投げかけていると、うらたさんに早く、と目で訴えられた。
僕はうらたさんの要望通り、隣に座る。まぁ、何をされるか、知ったことではないが……。
うらたさんが少し動いたので、反射的に目をつむる。
すると、少し、肩に重みがかかった。
「え…?うらたさん、何、を…?」
そっと左側を見ると、僕に身を預け、目をつむるうらたさんが居た。
「俺は、さ」
「はい…?」
「お前の隣が、良いんだよ…」
いつも攻め攻めのうらたさんが、こんなことを言うのは、めったに無い。
つまり、ここまで、不安にさせてしまったということだったのだろうか…。
そんな考えに至り、うらたさんに申し訳なく感じた。
「ごめんね、うらた、さん…」
「ねぇ、今日、一緒に、寝よ?」
「…!!はい!うらたさん!」
風呂も済ませ、僕の部屋に戻ると、既にうらたさんは僕のベッドで眠っていた。
僕の布団を掴んで、涙を、流しながら。
「うら、た…さん…」
「…あ…、さか、た?あれ、俺、何で、泣い、て…」
そう言ってうらたさんは、はは、と笑う。僕も少し笑い、ベッドに潜り込んだ。
「うらたさん、こっち、向いて下さい」
「何、さか…」
僕は、言い終わる前に、うらたさんの口を塞いだ。
「え」
「〜〜〜っ、忘れて、くだ、さい…」
僕は恥ずかしくなって、反対の方を向く。
「さかた」
うらたさんに甘い声を耳元で囁かれ、反射的にうらたさんの方を振り返る。
次の瞬間には、口を塞がれ、うらたさんの舌が入り込んできた。
「んっ…うら、た、さ…」
ゆっくり、目を開けると、目の前にうらたさんが居て。
そのことが幸せだなぁと感じ、うらたさんもそう感じたのか、もう一度深いキスをした。
そして、二人で手を繋いで眠った。
後日、僕がお仕置きされたかどうかは、また別のお話。
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