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愛してる。
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まふまふside
「なぁ、まふ、」
言い終わる前に、口付ける。
「なんですか、そらるさん」
「な、なにして」
「これじゃ満足できないんですか?」
「いや、その…俺は、真面目な話をしようと思って…」
「じゃあ、言ってみてください」
仕事の話とかだったら続けますからね、と心の中で付け足す。
「こほん…じゃあ、」
「まふはさ、今、幸せ?」
僕は、ぽかん、と目の前に居る彼を見る。
急に、どうしたというのだろう。
「どうしたのそらるさん、珍しい」
「答えて」
いつになく真剣な目で見つめられる。
「……幸せですよ、僕は」
「…ほんとに?」
「…ほんとですよ、どうしたんですか急に」
すると、そらるさんは言いにくそうに言った。
「まふが、寝ながら泣いてたから」
「なんか、あったのかな、って…」
何も、無かった訳では無い。
少しだけ、未来のこと、考えちゃった、だけ。
悪い方に。
そういう所でネガティブな自分が嫌いだ。
「……なんにも無いですよ〜!そらるさんは考え過ぎです!ちょっと猫アレルギーが出ただけですよ!」
「……そっか、そう、だよね。ごめん、まふ」
「謝ることじゃないですよ!心配してくれてありがとうございます!」
上手く、笑えてるのかな?
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