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あしたてんきになぁれ
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あおくんが帰って行った。
お友達になって、なんて言って。
明日は、時間を下さい、なんて。
僕は、なんて我が儘なんだろう?
面倒を見切れない。
そう言ってあおくんは来なくなっちゃうかもしれない。考えると怖かった。でもあおくんは《またね》のお約束をしてくれて……僕はとっても嬉しかった。
あおくんはいつも僕を見守ってくれるお空みたいで、何処までも包み込んでくれて、優しい。
また、次の日に青いお空が見られるのが、僕はいつも嬉しかった。
人は、いつか死んでしまう。
僕はいつ死んでしまうかもわからないくらいで、眠るのが怖い日もあった。
寝たら、目が覚めないかもしれない。
そんな不安と恐怖が、いつもあった。
だから当たり前に朝を迎えて、お空を見るのが僕は好き。生きてるって思えるから。
だから、明日も晴れますように。
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