アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
やくそく
-
何だかいろんな事が一度に起きた。
だからかな、頭がくらくらする。はしゃぎすぎたのかもしれない。
離せばあおくんは何処かに行っちゃわないかとひやひやしたけど限界で、僕はベッドに腰掛ける。基本的にそんなに外に出ないから、あまり体力は無かった。
「悠斗は身体が弱いんだろ、寝てろ」
「それじゃいつもとかわんない」
なんで僕の事知ってるのかわかんなかったけど、何にも出来ないなんてやだ。むうっとほっぺを膨らませれば、あおくんの指がほっぺをつついた。
「我が儘言うな、明日も来る」
そう言いながら、僕のほっぺをつつくのを止めない。
「やくそくしてくれる?」
むくれるのはやめて小指を差し出した。
あおくんは僕の顔と手を交互に見て、首をまた傾げる。
僕より何にも知らなくて、つい僕は笑ってしまった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 55