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おねむです
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あおくんは僕にご本を読んでくれた。
僕の一番大好きな本。
あおくんも大好きになってくれると嬉しいなって思いながら。
あおくんの声は聞いていて凄く心地良い。
低いけど全然怖くなんてなくて。
もっとずっと、あったかい。
落ち着いてて、段々眠くなっちゃう声。
ずっと聞いてたいって思うけど、お話はどんどん進んでしまう。
この本が大好きなのは一人っ子の僕には仲良しな兄妹が羨ましいのもあるけど、一度はお菓子の家が食べてみたいななんて夢もある。
ただ、ひとつだけ。
この物語でわかんないことがあるんだ。
二人は助かってめでたしって書いてあるけど……。
魔女さんと二人は、どうして仲良く出来なかったのかな?
あおくんなら、わかるかな?
そう思って、僕は聞いてみる事にしたんだ。
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