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突然の...
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「ぅん!?」
響の顔が近づいてきたと思ったら、いきなり口を塞がれた。
(なにこれ、俺今何して...)
ここまで考えてようやく俺は響とキスしていることに気づいた。
「ぅ、ぅん。...ぷはぁっ」
よく回らない頭のまま、必死に息をする
俺今キスしてた!?
誰と? 響と
.........うわぁぁぁ!
「どういうつもりだ!?
なんでキスなんて...」
「ムカついたから」
「はあぁ?」
どうして響の気分でキスされなきゃなんないんだ!
言っとくが、ファーストキスだそ!ファースト!
こんな俺でも最初はかわいい女の子とするのが夢だったのに。
初めてのキスの相手がまさかの男!ありえない!
「もういい!俺帰る!」
「どうやって?」
そうだった。俺今響の下敷き状態だよな。
「どけ!」
あまりのショックに少し涙目になりながらそう言い放つと
響はスっと退いてくれたので、俺は一目散に家に帰った
その頃、響が家でついに手を出してしまった後悔と、俺とのキスの満足感と戦っていることなど、俺は知らなかった。
「はぁ、あの顔は反則でしょ…」
そんな独り言が響の部屋で呟かれた。
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やってしまった
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