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助けてを求めて
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お、俺は一体どうすればいいのだろう?
目の前に見知らぬ男(変質者)、後ろには壁
空き教室に連れ込まれた俺はいわゆる壁ドン状態な訳だが、女子の言うキャー!という気持ちにはならない。
もうゾワァァ!だ。
ヤバい、これはまずい。
ダラダラと冷や汗が落ちる。
(助けて!響!)
目の前の男が俺の顔を捉えて近ずいてきた瞬間
「だァァァん!」
ものすごい勢いで俺達がいる空き教室のドアが空いた。
なんとそこに鬼の黒い笑みを張りつけた魔王様がいらっしゃいました。
「響!なんで…」
(なんで助けて!って思ったら来てくれたんだろう。
ってか、なんで助け求めたの響なんだ?)
「遅くならなかったようで命拾いしたな。
さっさと消えろよ」
そう響は俺の目の前の男に言い放つと、そいつもやばいと感じたのか、慌てて逃げていった。
「さぁ、何があったのか言い訳を聞こうか?(黒笑)」
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