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安心の涙
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「い、いやー。あの、なんといいますか…ね?チョット気を抜いてたら連れ出されちゃったと言うことですかね?」
「…それで?」
「っ、すみませんでした。あと…助けてくれてありがとう」
「はァァァァァ、お前もうチョット危機感もてよ。さっきナニされそうだったかわかってんの?」
響が来てくれて助かった俺は謝ってお礼言った後はポケ〜としちゃってて話を聞いてなかった。
ただ、さっきの恐怖から救ってくれた目の前にある暖かな存在を見つめていた
(俺、助かったんだ。)
まだふわふわした気持ちのまま確かめるように響の手を握ってみた
(響だ。よかった、よかった!)
その瞬間安心した俺はポロポロと泣いてしまった。
「グスッ、ひびき、こゎ、怖かった…怖かったよ!」
そう言って抱きつくと優しく俺を撫でてくれた。
そして俺は疲れのまま睡魔に身を委ねた。
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