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かりそめの関係3
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昔から校則違反の常習だった聖は、奇抜なチャラ男に進化していた。彼のほうから声をかけてこなければ、僕は無意識に視線をそらしていたに違いない。
聖が光なら、僕は陰。
いつだってそうだった。
僕といえば髪型も服装も色使いも恥ずかしいぐらいに野暮ったいまま。
恋人なんていないことを瞬時に悟られてしまったのだろう──。
気づいたらベッドの上で、なつかしい肌の感触を確かめあっていた。
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