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聖の噛み癖13
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「ありがと。ぜんぶモモのおかげだ……」
「そんなこと──ンッ!」
やさしいことを言う口で噛みつくようなキスをするのだから罪深い。歯を立てられた下唇は僕と聖の舌に血の味を残していく。
「──で。テメェいま青葉くんのこと考えてただろ」
「ばっ……!」
あっさりと見透かされた。にやにや笑う聖は憎たらしくて突き飛ばしてやりたい。でも、起き上がろうとした途端に腰がきしむようにツンと痛み、なにもできないままシーツに伏してしまう。
「そーかー、不感症で遅漏のジジィがやーっとの思いでイってるときに、別の若い男のこと考えてたかーそーかー」
「そんな……。ごめん……つい……」
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