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寝不足先生と優等生1
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◆ ◆ ◆
「先生は嘘つきです」
寝不足気味でぼんやりしていた僕は、なにを言われたのか理解できなかった。耳の奥にかろうじて引っかかった『嘘つき』もなんのことを指しているのか分からない。
だんだんと意識が鮮明になっていく。
そうだ。今は授業中。すぐ隣に彼がいる。本来は五人用の教室に二人きり。なんだか信じられなくて、嬉しくて、夢のような気がしてしまう。
だめだ。まだ完全に寝ぼけてる。
「先生? 聞こえてますか?」
「ごめん。えっと……、なんか悪いことしたっけ……?」
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