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ガラスの靴13
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「──モモっ!」
「あう」
下から伸びてきた手に頬をぺしっと叩かれた瞬間、口の端からヨダレが垂れるほど深く考えこんでいた自分に気づいた。
「いまぜってぇ寝てたろ!?」
「寝てないし、叩かなくてもいいでしょ」
平手ではなく爪を立てられていたせいで、首元の皮膚が引っかかれ、ヒリヒリした痛みが走る。
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