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目の前の人はこの世のものとは思えないような美しい人だ。
綺麗な艶のある白髪、瞳の色は蒼にも紫にも翠にも…角度によって様々な色が見える。
でも、綺麗な顔に似合わないYシャツを着てスラックス姿で裸足。
こんなに人間離れしている風貌なのに顔に似合わぬ服装に謂れのない安心感がある。
「良かった…君の国の一般的な服装にしてみたんだ」
「…」
良かったと言われても。何が良いのか。
取り敢えず誰なんだ。
「そうだね、名乗るのが遅れて申し訳ない。私は君の世界の言葉で言うと«神様»というものにあたるかな」
薄々気付いてはいたが、出来れば俺の心と会話しないで頂きたい。
なんだこれは、俺の目の前でファンタジーな事が起こっている。夢か?
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