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幼馴染aと金持ちΩ
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俺の父は大企業のαで母親は第2夫人で男のΩ
病弱な俺の男の母アサトは3ヶ月に一度の発情期に父のフェロモンの入った注射を打ち父親に会わなくても死なないようにしていた
第1婦人はαの女性で名前は知らない
彼女には俺より1つ年下の男の子が1人、名前は確かカズマ
αとΩの間にαの子供が生まれれば、本子として本家に招かれるが俺の性はΩ
それでも大企業のΩだ
政略結婚くらいの役には立つ
残念ながらそれが今の世の中だった
上流階級の学院に入れられた俺はαとは別のΩが集められた部屋で勉強する
習う事は難しいことではない
αのように帝王学だとか政治学だとかを習うわけもなく
上流階級でのマナー、どこに行っても恥じる事のないΩになるための授業だ
決められたレールを進むだけの色あせた人生だが、俺には気の合うαの友達がいた
そいつの名前はレイ
学校ですれ違うαのようにΩを値踏みするような目で見ることもなく淡々とした少し変わった奴
レイと会ったのは小等部の俺がまだヒートを経験してない頃
成長が遅かったのか、俺は周りがヒートを経験する中1年以上も後になった
その頃の俺は本当は自分がαでないにしても、βでヒートなんて起さないのではないか
どこかのん気にそう思っていた
どういう経緯でレイと打ち解けたは忘れたが、俺たちは学院のすぐ後ろにある境内で2人でこそこそ遊ぶようになった
レイといるのは居心地がいい
自分がΩである事も、あの父親の息子である事も、発情期の度に父を思い泣いている母を抱きしめている事も、レイといる間は忘れられた
…俺があの時ヒートを起すまでは
朝、体調が優れなかったが特に気になるほどではなかったから学院へと向かった
昼休みいつものようにレイと境内で遊ぶ
「可愛い」
レイが俺の頬に手を添えた
「キスしていい?」
レイの様子が変なのは明らかだ
「いい匂いがする」
首筋に埋められたレイの頭、次の瞬間には痛みが全身を駆け抜ける
俺はレイに首を噛まれたんだとすぐに分かった
「これで、ようやく俺だけのものだね」
認めたくない事実、若干11歳にして俺はαに噛まれた
番にされた
服は剥ぎ取られ、後ろに前戯もなしに突っ込まれる
痛くて、でも次第にそれだけではなくなっていく
勝手に濡れていく俺の体
レイがほしい
それしか考えられなくなっていく
「愛してる。ずっとこうしたかった。ようやくヒートになった。これでようやく」
熱に浮かされたようにささやくレイの言葉の意味を俺は半分も理解できない
「ほしいって言って。ね?俺がほしいでしょ?」
「….…ほしい」
「ダメ。何がほしいかちゃんと言って」
「レイが……ほしい」
「うん、あげる。俺の全部カナデにあげる」
どろどろになってレイが満足するまで犯され続けた
「俺だけのカナデ。かわいいカナデ。大好きだよ」
レイと性行為をしたのはこのたった1回だけだった
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