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罪の重さ
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雅弘side
佳那を前にすると、上手く接することができない。一度、冷水で頭を冷やす。佳那が入った後の浴室は石鹸の香りでいっぱいとなっていた。
風呂から出てリビングへ向かうと佳那は床で丸まって眠っていた。
佳「……ん……ぉねちゃん……いかないで…」
その言葉を聞いて自分の愚かさを実感する。佳那の瞳からは涙が流れる。そっと優しく拭き、抱きしめる。佳那の姉の代わりになれるだろうか。
雅「ごめん……ごめんなさい……」
自分が泣くのは卑怯だ。小さな身体を温めながら、ソファーに座る。佳那が大人になるまで。終われば、最後の償いで…
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