アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
-
昼になると佳那が作ってくれた弁当を広げる。
「彼女の愛妻弁当か?」と横から入って来たのは同期の杉原(すぎはら)。
彼女か…恋人になれたらなんて…
綺麗な配色の弁当はどう見ても男が作ったようには見えなかった。
雅「あげませんよ…」
雅弘は杉原に弁当を見せないようにする。少しだけ独占しても良いだろうか。
杉「とっても愛されているようで」
確かに、料理も掃除もほとんど佳那がやっている。まるで嫁のようだ。雅弘の頬が緩んだ。
杉「リア充め!!」
その勘違いは正さなくては。
雅「付き合ってないです…」
杉「付き合えたら報告よろしくー」
付き合えるわけない。こんな屑(くず)な男。佳那が知ったら間違いなく離れていくだろう。
今だけは真実を隠させて…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
16 / 167