アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
-
待ち合わせの所で待つ。マンションから近い駅前。人通りが多く、キョロキョロと辺りを見渡す。
雅「佳那くん、お待たせ。待たせてごめんね。」
こんなに雅弘を探していたはずが、目の前に本人がいたことに気付かなかった。
佳「大丈夫です。さっき来たばかりです。」
少しだけ嘘をつく。本当は30分待っている。佳那の鼻はほんのり赤く染まっていた。
雅「4月だけど、肌寒いね」
佳「はい」
ふわりと首元が暖かくなる。雅弘が佳那にマフラーを巻いたのだ。
雅「制服だけだと寒いだろ」
佳「ありがとうごさいます」
すんすんと雅弘の匂いを嗅ぐ。口が緩むのをマフラーで隠した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 167