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カートを押しながら、食材を入れていく。カツオやエビ、シジミ、この時期にあった魚介。野菜や調味料。
佳「もう、お腹空いてきました」
雅「俺も!佳那くんの御飯が美味しくて少し太ったよ」
佳「雅弘さんが太っても僕は好きですよ」
はっとして、今言ったことを思い返す。"僕は好きですよ"なんてまるで告白ではないか。
熱くなる頬は魚介コーナーの涼しさで冷える。
雅「佳那くんが甘やかすと本当にブタになりそう」
何事もなかったように雅弘は笑う。良かった。きっと雅弘には、軽い好きと捉えられたのだろう。話しは流れていく。ほっと安心した。
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