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帰り
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佳那side
帰りが遅い。いつもは早く帰ってくるはず…
雅弘からもらったメールには夕飯は食べれないと書いてあった。会社での飲み会は早く帰ってきて、「あまり食べなかった」と言って佳那が作った夕飯を食べるため、一応雅弘の分も作ってしまった。
24︰00
ガチャと玄関のドアが開いた。
佳「おかえりなさい!!」
雅「ただいま」
雅弘からは酒と女の香水の臭がした。恋人がいるのだろう。当たり前だ、雅弘にいない方がおかしい。
胸がズキズキと痛い。雅弘のために料理を作ったんだ。自分は必要なくなるのではないか。
雅弘の夕飯の分は冷蔵庫に仕舞われた。
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