アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
寒い
-
雅弘side
佳那の熱は夜中になると上がり、雅弘は佳那に水を飲ませたりと付きっ切りである。熱があるからか涙目である。やっと眠ったかと思えば、佳那は夢に魘される。
佳那「…ちゃん…………おねぇ…ちゃん………いかないで………ひとりに……………しないで……………ひとりは………さむいの……………」
佳那の言葉に、雅弘は罪の重さを感じた。雅弘は佳那を抱きしめ、「俺がいるから」となんども言った。寒いなら温める。一人にはさせない。
もし、佳那の姉の代わりになれたら。
ずっと佳那を愛している。これは想っては行けないこと。罪人に愛す愛されるの資格は無い。
佳那の、頭を撫でると佳那の隣に潜る。雅弘の体温を佳那へと別ける。
佳那「あったかい…」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
29 / 167