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嬉しい、でも…
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雅弘side
─────…
佳那と両想いであることを知った雅弘。
歓喜に溢れたが…
罪人が佳那と結ばれていいのだろうか。
そう思うと、どう答えを出せば良いのか分からなくなった。
今、真実(罪)を話すべきなのだろうか。
椅子に座り佳那と向き合う。
雅弘「佳那くん……俺は」
俺は………
佳那「嫌です……聞きたくないです」
佳那は雅弘と目を合わせようとせず、下を向いたまま嫌だと首を横に振る。
雅弘「佳那くん、俺の話しを…佳那くん」
佳那は立ち上がると、雅弘に背を向ける。
声をかけて止めなければならないのに、小心者はそれができない。
どうしよう。どうすればいい。
その選択肢は何処へ行くのだろうか。
答えが欲しい。きっと、それはハッピーエンドという名の自分が幸せになりたい欲。
雅弘は貴重品以外を置いたまま、佳那を捜しに足を動かした。
※更新遅れてすみませんorz…
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