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薔薇色の
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雅弘と昼食を済ませると、佳那は雅弘の顔をちらちらと見た。
好きっ。
目が合わせられない。合わせたら、胸がきゅんきゅんして、いつもの自分ではいられない。
恋する乙女は、雅弘に夢中であった。
雅弘「この後、どうする?」
佳那「ふぇっ…雅弘さんはどうしますか?」
雅弘「佳那くんの行きたい所がいいな」
佳那「じゃあ……」
──────…
都会じゃ見れない無数の星、隣に座る雅弘の手をぎゅっと握りコテン肩に顔を置いた。
暗いから、少しだけいいよね?
星を説明するアナウンスを聞きながら、いつか本物の星空を見たいと思う。
受験は終わっていない、終わったら雅弘と旅行に行ってみたい。
これまでできなかった欲が出る。
初めてのプラネタリウムは感動して、佳那は星にハマったよう。帰りにお土産屋で、星柄のボールペンを雅弘とお揃いで買った。
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