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料理ができれば、3人で食卓を囲む。
近頃の子はスキンシップが多いのかな…
佳那と涼平の距離が近い。いつもなら、モヤモヤする雅弘だが、それが無い。
佳那が自分を好きだと分かっているからだ。
涼平「佳那、ついてる」
そう言って、涼平は佳那の頬についたソースを取ると、それを舐めた。
ピクリと雅弘の眉が動く。気にしない気にしない。
佳那「もう、涼平!子供扱いしないでっ」
涼平「してないしてない。可愛くてつい」
佳那「かっ可愛くないっ」
涼平「あっ、ご飯ついてる」
佳那「どこ?って…ついてないじゃん!話しをそらさないでよ」
佳那を見ていた涼平と雅弘は目が合う。
フッ…と涼平が鼻で笑った気がする。
佳那くん…君の友達は少し、性格が悪くないかい?と本人に言えるわけもなく…
夕飯が終わると、二人は勉強を始めた。雅弘は仕事部屋で仕事を。
パソコンと向かい合っても二人が気になって気になって仕事が進まない。
雅弘「コーヒー…」
コーヒーを淹れるついでと、二人の様子を見に行く。
何を話しているのか聞こえないが、二人の距離が近い。涼平が手のひらを出すと、佳那の手が合わさる。そして、指が絡む。
雅弘「───っ」
佳那の照れて赤面した顔、涼平は幸せそうに笑う。本当に二人は友人なのだろうか。
友人は手を繋ぐだろうか。
これ以上、見ていられなかった。嫉妬でどうにかなりそうだ。
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